開催日:2023年11月13日(月)
善峯寺は、平安時代十一世紀前半に源算上人が開いた京都西山に位置する寺院です。古来、本尊の千手観音への信仰から西国三十三所観音霊場の第二十番の寺院として多くの巡礼者が訪ねる霊験あらたかな寺院としても知られています。
西山の山中にある善峯寺はまた、紅葉の景勝地としても知られます。美しい自然に囲まれ、京都盆地を見おろす絶景とともに、今回は、現在の善峯寺の境内諸堂を築いた江戸幕府五代将軍徳川綱吉の母、桂昌院と善峯寺の深く強い結びつきについて取り上げます。そこには、京都の市井の娘から将軍の母として従一位にまで上り詰めた、桂昌院という女性の心を伝える足跡が残されています。
今回、善峯寺の特別のお計らいにより、特別参拝と特別拝観をさせていただくこととなりました。特に昼食時は、紅葉の山を眼前にする檜造りの客殿を貸切で使用させていただきます。また、寺宝館も貸切で桂昌院ゆかりの品々を拝見できる機会を頂戴する事となりました。
豊穣の秋 ただ中での特別な1日を、ぜひご堪能ください。
善峯寺(京都・西山 西国第二十番札所)
住 所 | 京都府京都市西京区大原野小塩町1372 |
開 山 | 長元2年(1029) 源算上人 |
宗 派 | 天台宗単立寺院 |
イメージギャラリー
善峯寺 境内見取り図
スケジュール
10:30 | 善峯寺 山門前 集合 |
10:40 | 本堂にて掃部光淳(かもん・こうじゅん)副住職お話・おつとめ |
11:10 | 休憩(御朱印、トイレ等) |
11:20 | 掃部副住職のご案内で境内見学 |
12:10 | 本坊(客殿)にてお食事 ※お食事は、京都・西陣「魚新」の特製京折り詰めをご用意しています。 |
13:10 | 客殿から文殊寺宝館へ移動 |
13:20 | 文殊寺宝館にて、栗本徳子先生の講義と案内 |
15:00 | 山門前にて解散 |
みどころ・学びポイント
京都の市井の出自から本庄家に迎えられ、大奥入を経て、徳川家光の寵愛を受けたお玉の方は、家光没後、落飾して桂昌院となります。その後将軍綱吉の生母として従一位にまでのぼり詰め、破格の出世を遂げたことで「玉の輿」の語源になったとも言われます。桂昌院がこの善峯寺に寄せた思いは他の寺院とは一線を画すもので、現在の境内諸堂はほぼ桂昌院による再建で整えられました。また今回特別に、桂昌院から寄進された、孫の徳松の愛らしい小袖から作られた「内敷(うちしき)」「幡(ばん)」を、貸切の寺宝館内で、陳列ケースから出して鑑賞させていただくこととなりました。加えて解体修理中の重要文化財 多宝塔の修理現場も特別に拝見させていただきます。どうぞご期待ください。
講師プロフィール
交通案内
公共交通機関をご利用の方は、以下のバスにご乗車の上ご参集ください(片道390円がかかります)。
自家用車でお越しの方は、善峯寺 山門前駐車場をご利用ください(駐車料金 1日500円がかかります) 。
<往路>
09:35発 | JR「向日町駅」 阪急バス2番乗り場 大原野線66系統「善峯寺行」乗車 |
09:42発 | 阪急線「東向日駅」 阪急バス1番乗り場 大原野線66系統「善峯寺行」乗車 |
10:09着 | バス停「善峯寺」下車 善峯寺 山門前まで上り坂 徒歩15分ほど(バス停より係がご案内いたします) |
<復路>
15:24発 | バス停「善峯寺」阪急バス 大原野線66系統「JR向日町行」乗車 |
15:56着 | 阪急線「東向日駅」着 |
16:00着 | JR「向日町駅」着 |
企画概要
受講料 | 17,000円 (税込み/食事代・善峯寺特別拝観料などが含まれます) |
参加申込 <申込締切:11月6日> | https://ittekijuku6.peatix.comよりお申し込みください。 ※お申し込みいただいた方に、集合場所や交通手段等の詳細をお送りいたします。 ※新型コロナウイルスの感染状況や荒天などの理由により、催行中止になる場合があります。(その際はPEATIXより全額返金させていただきます。また、最少催行人数に満たない場合は催行を中止いたします。その場合も同様に対応致します。) チケットはPEATIXよりお求めいただいております。PEATIXへの登録方法などはこちらをご参照ください→PEATIX登録方法 |
定員 | 25名(対象は中学生以上/最少催行人数:12名) |
お問合せ | 有限責任事業組合 一滴塾 Tel: 070-9058-6735〔13:00〜19:00(土日祝を除く)〕 E-mail: madoguchi@ittekijuku.jp ホームページ:https://ittekijuku.jp |